26.メンタルヘルスのエクササイズ

※この話は、実話をもとにしたフィクションであり、全てにおいてオリジナルな世界観になっています。よろしくお願いします。

 

  ━━━ 本 編 ━━━

 僕は、自分の作った「チームサウルス」練習会で、心の健康へのエクササイズも、取り入れることにしました。

誰でも仕事しながらの、スポーツ大会の練習なので、仕事のストレスを抱えたままだと、大会へのモチベーションが下がるので、僕達はチーム独自でメンタルヘルス(心の健康)へのメンタルトレーニングも練習内容に入れていました。

心と言うと「メンタルヘルス」が、大事になります。

「メンタル」は精神や心理の意味で「ヘルス」は、健康という意味と言う感じで「心の健康」です。

僕は、介護福祉士の仕事をしている為か、心を病むそうになることもあり、メンタルヘルスについて調べることがありました。

今回は、自分の仲間達に取り入れたメンタルヘルスのエクササイズについて書こうと思います。あくまで、結果は僕達の話なので、よろしくお願いします。

僕は、メンタルヘルス(心の健康)について、調べた情報をもとにチーム練習として今日は、いつものスイミングクラブでトレーニングすることにしました。

━━スイミングクラブの駐車場で、中野と待ち合わせです。━━

 僕は車で、スイミングクラブへ到着すると中野が既に自分の車で到着しており、僕が車を降りると中野も降りてきました。

中野「よう、海さん!今日は3人でメンタルトレーニングと行きますか〜!」

中野

僕「中野と糸川さんの3人でだけど、唯コーチは仕事中だからね。唯コーチは、仕事しながら見てるって言っていたよ。」

中野「さすが唯コーチだな。」

エクササイズ内容は、1回の運動がだいたい45分間の運動で、それを週に3回から5回するとよいらしいです。

運動だけで、抗うつ剤と同じような効果が得られるという研究があるらしく、サイクリングと水泳とジョギングで調べたということです。

僕「・・・と、メンタルヘルスの本に書いてあったよ。なので今日は、スイミングクラブで水泳エクササイズをするよ。」

中野「なるほどな。俺も空手をしてた時には気になったな。メンタルについてはな。まあ、しないよりはやった方が、いいからな」

僕「ただ90分を越えるのは逆効果らしくて、45分あたりがいいみたいだよ。」

中野「俺、空手してた時は90分越えてしてましたわ〜〜あかん!ってことか〜」

僕「でも、その甲斐あって全日本学生選手権で、優勝したんだから凄いよな〜」

中野「メンタルヘルスと競技大会の練習は別ということだな。」

僕「うーん、メンタルを病むとモチベーションが下るから、メンタルトレーニングも入れてたら、まだ空手やってたかもな。」

中野「燃え尽きないで、更に上を目指していたか〜それは言えるかもな。」

僕(近江 海)

━スイミングクラブの更衣室にて━

僕「まあ、週に3回だとスイミングクラブの中級者水泳教室が週2回で、あと1回すればクリアー出来るな。」

中野「海さんや、スイミングクラブは年齢高い人もいるから休憩を挟みまくるから、連続の方が良いのではないかい?」

僕「じゃあ、別の運動も入れようか?」

中野「水泳以外でも、大丈夫なのか??」 

僕「そう、サイクリングと水泳とジョギングがいいみたいだから、トライアスロンの練習に組み入れるといいかもね。」「だいたい3〜6メッツの運動でいいみたい。」

━━メッツとは・・━━

中野「メッツって、運動強度のことか〜」

僕「そう!」「1メッツが安静時だとすると、歩くや軽い筋トレは、3メッツだな。」

中野「水泳や空手は、何メッツなんだ?」

僕「水泳でクロールや空手は、8メッツになるな。それと、ランニングも入れて8メッツ・・・」

中野「さすがに、強度高いな。」

僕「ちなみに自転車通勤や階段をゆっくり登るは4メッツみたい。ランニングではなくてジョギングは6メッツだね。」

中野「何となく、わかってきやしたぜ!まあ、ジョギングは軽い駆け足で、ランニングは、それより強度が高い駆け足だな。この方が、わかりやすいな。」

僕「それと、エアロビクスの激しい運動で7メッツらしいからクロールって運動強度高いんだね〜ひぇ〜」

中野「じゃあ、今から俺達は、クロールで泳げばいいんだな?!」

僕「注意点があって、推薦されるのは、3から6メッツだね!」

中野「ジョギング程度か〜じゃあ2ビートクロールで、あまり心拍数が上がらないようにやればいいってことだな。」

僕「そゆこと!」

僕達は、水着に着替えてプールへ入りました。僕は、ターコイズ色のハイカット型の競泳用水着で中野は、明るいグレー色のハーフスパッツ型の競泳用水着です。

スイミングクラブは今、学生選手の水泳教室をプールの中央2レーンを使って泳ぎ込みをしていました。

この時間は、夕食時間の為、一般の人が少ないです。

唯コーチが、ジャージを着て指導をしています。

水泳指導中の唯コーチ

僕「唯コーチ!こんばんわ〜」

唯コーチ「あっ海さんこんばんは~」

中野「さすが、唯コーチ!選手教えるの様になってるな。」

唯コーチ「中野さん、ありがとうございます。」

僕「やっぱり日本選手権で優勝しただけあるね!」

唯コーチ「でも学生時代ですけどね。」と笑顔で答えます。

唯コーチ「この時間は、晩ごはん時間だから空いてます。みんなで、エクササイズしていてくださいね。」と唯コーチは、再び指導に戻りました。

プールの端にある自由に泳げるレーンに、待ち合わせした糸川さんがいます。

糸川さん「おーい!海さーん!中野さーん!」

糸川さんが、プールの中から手を振っています。

中野「糸川さん、おっす!」

僕「糸川さん、こんばんは!」

糸川さんは、いつものレッグ位置低めの背中がUの字になったオレンジ色の水着を着ています。

糸川さん「この時間は晩ご飯時だから今日も、レーン使えるよ。」

中野「おっし!」僕と中野はプールに、入りました。今日からは、メンタルヘルスに基づいた練習も入れていきます。

僕「じゃあ、今から120万人を調べて1回に45分の運動をすることによってメンタルを病む人達が少なかったという、運動を僕らなりにやっていくよ。」

中野「3から6メッツなら、2ビートクロールでいい感じだな。」

糸川さん「今日から取り入れるエクササイズですね!おもしろそう!」

僕は糸川さんに、さっき話したことを伝えました。

僕「じゃあ、45分スイム練習スタートするけど、疲れたら壁のターンするところで休憩して貰ってなるべく連続して泳げるよう強度を調整してね。」 

中野「おっしゃー!」

糸川さん「はーい!」

僕「今、19時だから19時45分が来たら終わり。前の人は抜かずになるべくスピード合わせてね!」

僕は、2ビートクロールをスタートしました。

中野が、その後ろから糸川さんがその後から泳ぎだしました。

この方法は、90分以上はしない方がいいらしくメンタルの改善には、効果があるそうだ。

まあ、90分連続クロールは大変なので僕達、一般人には無理だけどね。

特に、チームで行うスポーツは効果は大きいらしくレジリエンス(逆境に負けない力)が強くなるらしい。

この事は、実際に僕がトライアスロンチームに所属していた時に、レジリエンスが高くなったのが、確認が出来ました。

あくまで個人的な感想になりますが、科学的にも、効果はあるようです。

45分のクロールが終わり、みんな同じレーンでバラバラになっていました。

終了位置は、みんな同じ最初のスタート位置まで泳いで終ります。

中野「おつかれ!」

糸川さん「わりと慣れるといけるね!」

僕「達成感があるね!」

唯コーチが、選手に挨拶をして教室を終えます。

僕「僕は2500m泳いだよ。」

糸川さん「私、わからなくなっちゃった〜」

中野「俺も、別のこと考えてわからなくなったよ。」と、まあ距離はよくわからなくなりますが、時間を決めて泳ぐとだいたい自分の泳力で距離がわかります。

糸川さん「うん、なんかさっぱりした感じがします。充実感があるという感じかな?!」

中野「確かに、微妙にいつもより強度が低くて、長い運動をすると、スッキリ感があるな。」

僕「これからも、単発に色んな方法をいれていこう。」

実際に、この方法を僕は、試しますが、なかなかいい感じです。

唯コーチが、こちらに来ます。

唯コーチ「みんなお疲れ様。私は、スイミングクラブでは、みんなとエクササイズはできないから、また隣国海洋プールで、私にも教えて下さいね!」笑顔で言います。

僕「OK!唯コーチも頑張ってね!」

唯コーチ「じゃあ、みんな私はまだ仕事が残ってるから、またね!」と笑顔で手を振ってスタッフルームは帰りました。

これから、僕達はチームサウルス練習会の1つにメンタルトレーニングを取り入れていくのでした。

メンタルトレーニング後の糸川さん

つづく・・・

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