体調不良でも1500m泳ぐ!水泳歴25年の僕がする3つの秘訣 no.88
こんにちは!いつも読んでくれてありがとうございます。
先日、どうも体の調子が上がらない・・・という日がありました。特に呼吸が浅い感じで、正直「今日の練習、大丈夫かな?」と不安でした。
でも、そんな日だからこそ、自分の泳ぎを考えるよい機会になりました。
今回は、水泳歴25年の僕が、”体調が良くない中でも質の高い練習をするために、普段から意識している「3つの科学的なコツ」”を、その日の練習日記と一緒に紹介します。
まずは、泳ぐ前の準備「菱形筋ストレッチの科学」
今日、僕が感じていた息苦しさは少し調べてみると、どうやら猫背などの「姿勢の悪さ」も関係しているようです。特に、背中にある「菱形筋(りょうけいきん)」が固まると、スイマーにとっては致命的なようです。
菱形筋は肩甲骨を動かす重要な筋肉で、ここが固まると胸が広がりにくくなり、呼吸が浅くなってしまいます。
それに、腕の可動域も狭まるので、クロールの「キャッチ」の質も落ちてしまいます。
だから僕は、プールに入る前に、この菱形筋を重点的にほぐすストレッチを必ず行います。
「僕がやっている簡単なストレッチ」
- 両腕を胸の前で組みます。
- 息を吐きながら、組んだ腕を遠くへ伸ばし、背中をゆっくりと丸めます。
- 左右の肩甲骨がぐーっと引き離されるのを感じながら、20秒ほどキープ。
これをするだけで、水の中での腕の回しやすさや呼吸のしやすさが、変わります。
「ストレッチの効果を上げる道具」
家でフォームローラーを使ってケアすることもあります。深部にある筋肉にアプローチできるのでおすすめです。

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それから、道具の力を最大限に使う「競泳水着の撥水効果の科学」
練習中、息苦しさは続いていましたが、泳ぎ自体は思ったよりスムーズでした。その理由が、最近新調したばかりの競泳用水着です。
新品の水着だと、なぜか進みやすい科学的な理由があります。
実は気のせいじゃなく、新品の水着の「撥水加工」がポイントですね。
表面が水を玉のように弾くことで、水着と水の間にごく薄い空気の層ができやすくなり、水の抵抗(特に摩擦抵抗)を減らしてくれる効果があるそうです。
この少しの差が、体を少し浮かせてくれて、結果的に少ない力で進む感覚になるようです。
ちなみに僕は、ずっとビキニタイプの競泳用水着を使ってます。
ボックス型やスパッツ型が主流ですが、やっぱり自分が「好き」と思えるものを選ぶのが一番だと思います。その方が練習のモチベーションも上がりますからね。価値観の科学です。
ビキニタイプでも撥水効果でスムーズに進む効果は僕は実感できています。
最近の水着は撥水性だけでなく、筋肉のブレを抑える着圧効果など、科学の力でどんどん進化しています。
当然ですが布の面積分、ビキニタイプだとあまり筋肉のブレを抑える効果はありません。ただ布が覆っているところはその効果はあります。

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次に、効率的な泳ぎを考える「クイックターンの流体力学」
僕は、練習ではどんなに疲れていても、全てのターンをクイックターンで行うようにしています。タイムを縮めるのはもちろんですが、水泳ならではの「美しさ」を追求するのも、僕にとっての楽しみの一つなんです。まあモチベーション維持ですね。
「クイックターンが綺麗に決まる科学的コツ」
長年やっていても、なかなか理想通りに回るのは難しいですが、僕が意識している物理的なコツは以下の通りです。
- 勢いを利用する → 壁に近づく最後のひとかきを力強く行い、その推進力を回転エネルギーに変えるイメージです。
- 身体を小さく丸める → 目線をおへそに向けると、自然と体が丸まります。体が小さい方が、フィギュアスケートのスピンと同じ原理で速く回転できるんです。
- 正確なフォームを意識する → スピードよりも、まずは無駄のない綺麗なフォームを繰り返すことが、上達への一番の近道だと感じています。
「視野の確保も重要」
僕が今使っているゴーグルは視野が狭いのですが、ターン練習をしっかりやるなら、壁との距離感が掴みやすい視野の広いモデルの方が安全で効率的かもしれません。
「クリアな視界でパフォーマンス向上」

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結局、その日はなんとか1600mを泳ぎ切ることができました。 体調が万全でなくても、
- 泳ぐ前の科学的な準備(ストレッチ)
- パフォーマンスを助けるギアの科学(水着)
- 効率を追求する技術の科学(ターン)
こうした小さな工夫の積み重ねで、練習の質は保てると思いました。
今日は練習日記を書きながら科学的な視点で、”体調が良くない中でも質の高い練習をするために、普段から意識している「3つの科学的なコツ」”を発信してみました。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。