大雨の中のバイク練習 no.80

大雨の予報が出ていましたが、練習2日目のバイク練習に出ることにしました。トライアスロンのような過酷なスポーツの練習を継続することは、自己管理能力の向上に繋がり、それが仕事の成果にも結びつくと聞いたことがあります。まさにその通りだと感じ、雨雲が近づいている中でも40kmのバイク練習へと出発しました。計画的にトレーニングをこなす力は、プロジェクトを計画通りに進める力にも通じるものがありますからね。

スタート時点ではまだ雨は降っていませんでしたが、スマホには「雨雲が近づいています」という不吉な通知が。せっかくの連休、ここで走らないと後々の計画が厳しくなる。とにかくGO!です。

スタートしました。今日も練習用のホイールです。本当は決戦用のカーボンディープホイールを使いたい気持ちもありましたが、雨でスリップのリスクやブレーキシューの消耗を考えると、ここは安全策をとるのが賢明です。特にカーボンホイールはウェットコンディションだと制動力が落ちるモデルも多いので、雨の日の使用は慎重になるべきですね。

結果、スタートしてすぐにポツポツと雨が。それでも、ペダルを漕ぎ進めます。最近、移動時間を有効活用しようと、バイクに乗りながらイヤホンで教育系のYouTubeを聴くことがありましたが、今日はやめておきました。雨の日は、ただでさえ視界が悪く、路面状況も把握しにくいですからね。

それに、雨音に負けじとボリュームを上げがちになり、耳への負担も大きくなります。何より、周囲の音が聞こえないのは本当に危険です。接近してくる車の音や、路面から伝わるタイヤの音など、安全に関わる重要な情報を聞き逃す可能性がありますから。(まあ、これまでやってしまっていたんですけどね、反省です。)

そんなわけで、今日はイヤホンなし。スマホや補給食が濡れないように、防水の袋を2枚サドルバッグに忍ばせて、雨対策も万全です。こうしたちょっとした準備が、後々のトラブルを防ぎます。

僕です、幸い雨の中での練習やレースの経験はそれなりにあるので、今日はもう全身で雨を受け止める覚悟で走ります。

しばらく走ると、雨は本降りに。最近では珍しいほどの土砂降り練習です。でも、この季節は走っていると体が熱くなるので、天然のシャワーがむしろ心地よく感じられるくらいです。

しばらく走り、大きな川にかかる橋を渡ります。雨で濡れた路面は非常に滑りやすい。特に橋の継ぎ目の金属部分や、白線の上は要注意です。スピードを十分に落とし、車体をあまり傾けずに慎重にカーブを曲がります。こういう状況でいかに安全に走るかも、大事な練習の一環ですね。

今日は祝日ですが、この天気のおかげか交通量は少なめ。練習には好都合です。

バイクのアベレージスピードはなかなか上がりません。昨年の、とある島で行われた大会前の練習ペースと比べると、かなり遅い。

年齢を重ねると、自己ベスト更新!という一点張りのモチベーションを保つのが難しくなってくるものですかね?まあ、タイムだけでなく、どんな状況でも楽しみながら完走することに価値を見出す、そんなステージなのかもしれません。

さらにペダルを漕いでいくと、雨足は一層強くなります。ウェアは完全に水を吸ってしまいましたが、速乾性のあるバイクウェアなら問題ありません。この季節は気温が高いので、濡れても体温が奪われにくく、走り続けられます。これが冬の雨だと、低体温症のリスクが一気に高まるので、全く話が変わってきます。

このコースは僕のホームコースで、街の中心部から離れるにつれて、のどかな風景が広がっていきます。僕の住んでいる街も決して都会ではありませんが、それでも商業施設が立ち並ぶエリアは、信号や車が多くてロードバイクでは少し走りにくいですね。

そこからさらに奥へと進むと、景色は一変。見渡す限り田園風景が広がり、民家もまばらになります。

不思議なことに、この辺りまで来ると雨が小降りになってきました。

今日の練習では、他のサイクリストとは誰一人すれ違いませんでした(まあ、この天気ですからね…)。トライアスロンをやっている人には、良い意味で変わった人が多いので、これくらいの雨で練習を中止する人は少ないはずです(僕の周りもそんな人ばかり)。だからこそ、レース本番でも強いのかもしれませんね。誰もいない雨の道を独り占めしているような、ちょっとした掟破り感がたまりません。

そして、コースの折り返し地点近く、一番の難所である峠越えに差し掛かります。今日はなぜか交通量が多いですね。

この辺りは、田畑の中に家が数軒点在するような場所です。少し離れたところに介護施設が見えますが、昔ながらの少し人里離れた場所に建てられています。最近では、利用者の利便性を考えて、街中に地域密着型の施設が増えているようです。

ギアをアウター(重いギア)に入れたまま、じっくりと坂を登りきると、折り返し地点に到着です。小雨がぱらついています。

ここで、練習の記録として自撮りを一枚。車が通りかかったので、ちょっと恥ずかしくて隠れるようにサッと撮りました。まあ、最近はどこでも自撮りしている人が多いですけどね。

さて、自撮りのカメラ撮影を終えたら下りです。濡れた路面でのダウンヒルは特に危険が伴います。ブレーキは早めに、そして優しくかけるのが鉄則。急ブレーキはタイヤがロックしてスリップする原因になります。スピードはいつも以上に抑えて、慎重に降ります。

やはり、バイク練習は晴天時だけでなく、様々なコンディションで経験を積んでおくべきだと再認識しました。雨のレースも経験はありますが、感覚というものはすぐに鈍ってしまうものです。定期的に悪天候での走り方を体で覚えておくことが、安全マージンを確保することに繋がります。

今回はずぶ濡れになりましたが、非常に意味のある練習でした。

峠を下りきって平坦な道に入ると、今度は深い水たまりとの戦いです。道路の端にはかなりの水が溜まっていて、僕が通ってきた山側よりも、こちらの方が雨が強かったことがうかがえます。

ペースを一定に保ち、行きに通った大きな橋を再び渡ります。

川の水位が明らかに上がっており、このわずかな時間にも相当な雨が降ったことを物語っています。

濡れた体で止まると、一気に体温が奪われて冷えてしまいます。パフォーマンスの低下だけでなく、体調を崩す原因にもなるので、信号以外では極力止まらないように走り続けました。

終盤の39km地点でも、前回よりペースの落ち込みが少ないように感じます。雨の中での走行が良いトレーニングになっているようです。

そして、40kmを走りきってゴール!レースではありませんが、この達成感は格別です。

ずぶ濡れのままコンビニに駆け込み、失った水分とミネラルを補給するためにイオン飲料を購入。雨の日でも汗はしっかりかいているので、水分補給は絶対に欠かせません。

今回のバイク練習は、予期せぬ雨中でのトレーニングとなりました。トライアスロンのレースは、天候に関わらず開催されるのが基本です。今日の練習は、ウェットコンディションでのバイクコントロールや、雨天時の装備の確認など、本番に向けた絶好のシミュレーションになったと感じています。

本番まであと半月。この調子で、やれるだけの準備をしていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回もまた、よろしくお願いします。

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