フルマラソンで自分試し!トライアスロン以来のレース!出場 no.76
皆さん、こんにちは!
先日出場した、とある大規模な市民マラソンについてのレースレポートと、今回僕が実際に使ってみて「これは良かった!」と感じたアイテムについて、少し深掘りしてお話ししたいと思います。
昨年の夏に出場した、海を渡る風光明媚なトライアスロン大会以来のレースだったので、少し緊張感もありましたね。
練習については、夏のトライアスロンのトレーニングをそのまま継続させるような感じで、バイク練習も取り入れつつ、ランニングは月間80kmを目標にしていました。
ですが・・・バイクって、トレーニングに時間がかかる上に、準備や後片付けも意外と手間がかかるんですよね。結果的に、どうしてもスイムとランニングが練習の中心になってしまいました。これは多くの市民アスリートが抱える悩みかもしれません。
さて、今回のマラソンは天候が少し不安定で、レース中に雨が降る可能性がありました。
最初はランニング用のレインウェアを持っていこうかと考えたのですが、コンパクトになっても意外とかさばるので、今回はasicsのランニング用ポンチョを選んでみました。
これは風よけのビニールで出来たものですが、良いか悪いかと言うと正直なところ「微妙」なラインです。
もちろん、ゴミ袋で首と手を出す穴を開けて自作することもできますが、asicsのポンチョはそれよりも厚手でしっかりしたビニール素材なのが利点ですね。何より、「asics」のロゴが入っているのが特徴です。このロゴが付いているという理由だけで購入しました。ただそれだけなんです・・・(笑)
今回のマラソンで僕が選んだウェアは、昨年とは少し構成を変えてみました。
- トップス: Cw-xのコンプレッション系タンクトップと。
- ボトムス: MIZUNOの股下が短いショートタイツ。
- サポーター: R&Lのゲイター。
- シューズ: asicsのメタスピード エッジ+。
- ソックス: R&Lの五本指ソックス。これは昨年から愛用していて、信頼性が高かったので再購入しました。僕のお気に入りです。
- その他: サングラス、体にぴったりフィットする揺れない布製のランニングポーチ(メーカー不明ですが安価なもの)、そして補給食としてアミノサウルスジェルを4本です。
昨年はデサントのランニングシャツでしたが、今回は寒いことも予想されたので、保温性と動きやすさを両立させるために、信頼しているCw-xのシャツを青と黒で重ね着にしました。このシャツはかなり古いモデルですが、何度もレースで使ってきた相棒なので、絶大な信頼を寄せています。
MIZUNOのショートタイツを選んだのは、見た目のスッキリ感とスタイリッシュさを重視したかったからです。ランニングポーチを少し下げて装着しても見栄えが良いんですよね。股下が短いので走っていると少し上がってくる感覚はありますが、周りにも同じようなスタイルのランナーはいるので、まあ良いかなと。このタイツはかなりカチッとした着圧感があるので、個人的には骨盤をしっかりサポートしてくれている感覚がありました。
ゲイターは久しぶりに新調してR&Lのものをチョイス。サイズはMを選びましたが、これが結構キツめなんです。しかし、その強い着圧が性能の良さに繋がっている印象でした。ふくらはぎ全体をがっちりサポートしてくれる感じで、今回のレースでは最後までふくらはぎが痙攣することはなかったです。これは大きな収穫でしたね。
そしてシューズは、昨年に続いてasicsのメタスピード エッジ+です。
正直、昨年のレースではこのシューズの恩恵をあまり感じられなかった(というか自己ワーストでした…)のですが、今回は走り方を変えたことで、その性能をしっかり引き出せたように感じます。
レース本番!
さてレース当日。スタート前のオープニングセレモニーが始まるのですが、これが結構長いんです・・・約1時間。
特に今回は曇り空で気温も低く、じっとしていると体の芯から冷えてきます。なので、体を小刻みに動かしながらセレモニーを聞いていました。
大会を盛り上げるためには必要な時間だと理解しつつも、天気が悪い日は少し辛いものがありますね…。
ここで初めてasicsのポンチョを被ってみましたが、やはり横から風が入ってくるので、本格的な防寒・防風を考えるなら、体にフィットするカッパの方が優れていると感じました。
知り合いの女性が一人だけ参加していたので声をかけましたが、僕は後方のブロック、相手は少し前のブロック。セレモニーの音も大きくて、あまりちゃんと話せませんでした。
とにかくセレモニーが長かったせいで、だんだんトイレに行きたくなってきてしまいました…。
やっとスタート位置へ移動します。
僕のブロックは、わりと後ろの方ですね。今までで一番前だったのはAブロックだったので、そこからの景色とは全く違います。
スタート地点の市庁舎前には、ものすごい数のランナーがいます。ゲストの有名選手たちが場を盛り上げてくれていますが、空はどんよりとした曇り空。
沿道で応援してくれている家族を見つけ、しばらく子供と話しながら待っていると、ついにポツポツと雨が降ってきました。
午前10時00分、号砲!
…とは言っても、まったく前に進みません。
家族と話しながら牛歩のように少しずつ前に進み、「行ってきます〜!」とハイタッチ!
止まったり歩いたりを繰り返し、ようやくスタートラインを通過できたのは、号砲からなんと3分半も経ってからでした。
走り出しても、周りは大渋滞。
前に出ようにもなかなかスペースが見つかりません。今回は序盤に飛ばしすぎないように注意していたのですが、普通に走っていても前のランナーに追いついてしまうので、結局は人の間を縫うようにして進んでいきました。結果的に、少しずつ前に出ていくことで、周りのスペースが広がってきたので良かったのかもしれません。
しかし、ここで問題発生です。やはりトイレに行きたくなってしまいました。こんなに早くトイレに行くのは初めてですが、スタート前の寒さと待ち時間の長さが原因でしょう。仕方なく3km地点の仮設トイレに駆け込みました。少し待つことになり、おそらく3分ほどのタイムロスになったかな…。
気を取り直して再びコースへ。
さっきまで抜いてきたランナーたちを、もう一度追い抜いていきます。ここでメタスピード エッジ+の恩恵を感じました。自然とピッチ(足の回転数)が上がります。
今回のレースでは、作戦1として「ピッチ走法を意識して走る」ことを決めていました。練習でも、ストライド(歩幅)を広げるよりピッチを意識した方が楽にスピードを維持できたので、レース全体を通してピッチをコントロールする作戦です。そして、作戦2は「足が痙攣しないように、的確な補給とペース維持を徹底する」こと。
沿道の応援は途切れることがありません。本当に力になりますね。
5km通過。ラップタイムは23分。
ここで今回初投入した補給食「アミノサウルスジェル」を摂取します。
これまでも色々な補給食を試してきましたが、30km以降に起こる足の痙攣は、単なるエネルギー不足だけでなく、上半身の硬さも原因の一つだと考えていました。そのため、今回は上半身のストレッチを入念に行ってきたのですが、不運にも前日の仕事で背中を痛めてしまい、少し不安がありました。
今回、補給食を今まで使っていた「マグオン」から「アミノサウルスジェル」に変えたのは、その成分に期待したからです。
アルギニンやシトルリンは血流促進、BCAAは筋肉のエネルギー源、そしてクエン酸は疲労回復をサポートしてくれると言われています。エネルギーに変わるまで少し時間がかかると考え、5kmという早めのタイミングで1本目を摂取しました。
ピッチ走法でリズミカルに進み、このあたりもまだ他のランナーを抜いていく方が多いです。
コースは山側の少し高いところを走ります。
10km通過。トイレ休憩込みのスプリットタイムは50分。この5kmのラップは21分。
もしトイレ休憩がなければ43分くらいで通過できていた計算なので、まずまずのペースです。
15km通過。ラップタイムは22分。 雨も止み、走りやすい曇り空です。ここで2回目のアミノサウルスを摂取。
昨年と比べると、明らかに僕です、心身ともに余裕があり、人を追い抜いていく場面が多いです。
20km通過。スプリットタイムは1時間35分。ラップは22分。
このあたりから少しずつスピードが落ちてきて、抜かれる場面も増えてきました。でも、これはいつものレース展開なので想定内です。
ハーフ地点(21.0975km)を1時間39分で通過。
悪くないペースですが、今回の最大の目的は**「足が痙攣せずに走り切ること」。サブ4(4時間切り)ができればそれで良い、という気持ちで、抜かれても焦らず自分のペースを守ります。
メタスピード エッジ+は、その反発力から意図せずオーバーペースになりがちなシューズですが、ピッチを意識することで、うまくコントロールできているようでした。
ハーフを過ぎると、長い直線コースに入ります。ここでは地元の山車が応援してくれて、とても力になりました。
この直線は、軽い上り坂をしばらく走り、コーンで折り返すルートです。
かなり多くのランナーに抜かれましたが、気にせずピッチ、ピッチ、と意識しながら走ります。
コーンを折り返すと、今度は同じ道を軽い下り坂として走ります。
25km通過。ラップタイムは23分。 意外にも1分のペースダウンで済みました。
これもピッチ走法が効いている証拠かもしれません。ここで3回目のアミノサウルスを摂取。30km以降の正念場に備えます。ここからはカフェイン入りのタイプに切り替え、集中力を高める狙いです。
今回の目標はサブ4なので、この折り返しコースですれ違う3時間30分のペースランナーの位置が気になっていました。もし、すれ違う前に彼らが通り過ぎてしまったら、サブ4達成も厳しくなるからです。
少しドキドキしながら直線を終え、左に曲がります。
…ペースランナーはまだ来ていませんでした。よかった!
これで30kmまでに追いつかれなければ、サブ4の可能性がぐっと高まります。
ちなみに僕の自己ベストは3時間25分。昨年のこの大会では自己ワーストの4時間08分だったので、今回はなんとしても復活したかったんです。
広い二車線道路に入り、しばらく淡々と走ります。
いくつかのランナー集団に抜かれ、さらに個人ランナーにも抜かれていきますが、自分のペースは崩しません。
ついに30km地点。ラップタイムは26分。思ったよりペースの落ち込みは少ないです。
天気は曇り時々晴れ。ここからはコース最大の難所、連続する上り坂です。絶対に無理はしません。
32kmを過ぎたあたりで、最後のアミノサウルスを摂取。 これで150kcalのエネルギーを補給します。
上り坂に入ると、ストライドを伸ばす走りはできず、自然とピッチ走法になります。力もなくなってきているので、意識的にスピードを落とします。ここで頑張っても絶対に後で潰れるだけ。「歩いたら、そこで終わりだ」と自分に言い聞かせました。
体の状態としては、まだ体力は残っている感じ。まあまあいける。
そして、ついに後ろから3時間30分のペースランナーの集団が、風のように僕を追い抜いていきました。
「やっぱり来たか」と思いながら、自分の走りを続けます。
GPSウォッチがあれば、ペースランナーが来るタイミングも予測できたのですが、昨年のこの大会で愛用のガーミンを落として紛失してしまったのです…。
僕が次に欲しいのは、スイムでも使えるガーミン。室内プールだと距離のカウントが不正確になることもあるらしいですが、泳いだ距離が分からなくなる僕には必須アイテムです。もちろんトライアスロンにもマラソンにも使えるので、少し値段は張りますが、やはり便利ですよね。
32kmでペースランナーに抜かれましたが、自分の意識はピッチに集中させます。
しかし、上り坂の途中で、ついに右足の太もも裏(大腿二頭筋)あたりにピクピクっと痙攣の前兆がきました。
「きたー!」と思いながら、すぐに走りのペースをガクンと落とします。
しばらくゆっくり走ると、幸いにも痙攣は治まりました。よかった…。
直後のエイドステーションで塩を舐め、スポーツドリンクをしっかり摂取。この対処が良かったのか、これ以降、足が痙攣することはありませんでした。
35km通過。ラップタイムは29分。 天気は晴れてきました。
このあたりで、後方から追い上げてきた競歩の選手に抜かれたかもしれません(よく分かりませんでしたが)。僕のランのペースもかなり落ちているので、競歩の選手に抜かれるのは当然だと思います。
いよいよ最後の「激坂」と呼ばれる急な坂を上ります。ここはもう超スローペースで、足を回すというより、一歩一歩地面を押す感覚で登ります。
ここで無理に足を回すと、また痙攣する可能性があるので、とにかくゆっくり。
やっと頂上に着きました!
あとは下り坂です。メタスピード エッジ+の特性もあって、自然とスピードが上がります。
でも、ここで調子に乗ってスピードを上げすぎると、着地の衝撃で足が痙攣する危険があるので、ブレーキをかけながら、ほどほどのペースで下ります。
坂を下り終えると、見慣れた街の景色が広がります。
エイドステーションでスポーツドリンクと塩を摂ります。名物のお菓子がたくさん並んでいますが、今はスルー。
ピッチ走法を意識しながら走り続け、ついに残り5km、37km地点を通過。
もう気力だけで走っている感じですが、昨年とは違い、まだ足を前に出す力が残っています。
今回はレース1週間前からお餅を食べる「カーボローディング」を意識していましたが、昨年よりもしっかり体にエネルギーを蓄えられていたんだと実感しました。
そのまま淡々と足を回し続けます。
40km手前で最後のセンサーを通過。この5kmのラップは31分。
少しペースを落としながら41kmを通過。
ゴール地点のお城のお堀が見えてくると、「やれやれ、やっと終わる…」という安堵感がこみ上げてきます。周りのランナーもまばらで、走りやすかったのは幸いでした。
42kmを通過し、最後の200mはラストスパート!
残っていた力を振り絞って、足の回転を上げます。意外とまだ走れる!
コースの右側に家族の姿を見つけ、ハイタッチ!そして最後のダッシュでゴール!!
タイムは、3時間39分。
ゴールした時には、空は気持ちの良い晴天になっていました。
自分の中ではかなり良い記録で、自己ベスト2位のタイムとなりました。
結果的に、序盤のトイレロスがあっても、その後の走りに影響を与えずにすんだので良かったかな、という感じです。
長年悩まされてきたレース後半の足の痙攣は、やはりエネルギーマネジメントが鍵だったようです。今回は補給戦略がうまくハマり、サブ4に復活できて本当に良かったです。
今回は子供の学校の担任の先生も走っていたそうで、良い思い出になったと思います。
準備からレース展開まで、珍しくほぼ予定通りに進んだ会心のレースになりました。
ちなみに、今回購入したものの準備が間に合わなかったのですが、前回のスイム練習の時に試して非常に良かった「ヴァームゼリー」も、エネルギー補給の選択肢としておすすめです。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
次回もまた、よろしくお願いします!

スーパーヴァームゼリー 240g