3.初心者水泳教室に参加をする

僕が最初に入ったのは「初心者水泳教室コース」です。

ここでは、初心者向けに「けのび」から教えてくれます。

かなり楽なコースです。

水泳は、技術的なことが、ほとんどなので「けのび」は、基本です。

余談ですが漢字で書くと「蹴伸び」。わかりやすいので「けのび」って書きます。

 スイミングクラブに、慣れていない時は、重要なコースで同じレベルの人達が集まります。同じレベルの人達と、知り合いになれます。

同レベルの人達と、知り合いになることで、一緒に泳いで成長していくことが出来ます。

運動を続けるコツの1つが、この同レベルの仲間を作ることが重要で、スイミングクラブでは、簡単に知り合いとして仲間が出来ます。

 ちなみに20代〜60代までの幅広い知り合いが、僕は出来ました。

会話は、水泳のことばかりになるので、話題の心配は、なかったです。

 けのびは、わりと難しくて息がしたい考えが、優先してしまって水中では、頭が足より高くなってしまいます。

これだと、けのびをした時に胸の辺りに、水の抵抗が出来きて、上半身が浮き上がるようになるので、推進力が出なくなり「けのび」の距離が伸びません。要は、極端に言うと頭が低く足が高いようにすると、けのびの距離は伸びます。 

これは、何回も練習すると、上手くできるようになってきました。 

 レッスンでは、愛想のいいコーチは、元気がよく上手く出来ていると「すごいすごい!」と、褒めてくれますが、数人のコーチが数ヶ月で担当が変わる為、愛想のないコーチのレッスンには、生徒は、あまり集まらなかったです。 

 これは介護福祉士の仕事も同じで運動をしながら、利用者さんの上手く出来ているところを褒めるようにしながら、モチベーションをあげます。

褒めるスタッフは人気があります。褒めないスタッフは、人気がないです。

人間は、年齢関係なしに、褒めて貰うと幸福感が増すので、またやる気になってきます。

人気のある愛想がいいコーチに教えてもらうのが、運動を続ける2つ目のコツと、上達の鍵になると思います。 

「初心者水泳教室」の生徒メンバーは、日により人数は多少変わりますが、女性生徒と男性生徒に、担当コーチが付くといった7名前後の人数でした。

同じくらいのレベルの人達が揃い、わりと楽しくレッスンが、出来きました。 

 レッスン後は、全プールが空いているので、みんな個別に泳いだり、話をしたり、スイミングクラブのサウナ室で生徒同士、会話したりと自由に出来て楽しかったです。

 体も、プールから上がったあとは、スッキリ感がありました。僕は、ストレス解消には水泳は、よいと思い気分の悪い時は積極的にプールへ行ってました。

 僕は、初心者水泳教室で1年間、レッスンを受けていました。丸1年、クロールを教えてもらいましたが、25m泳げませんでした。 

なので上の「中級者水泳教室」には上がれませんでした。

ランニングやロードバイクと違って水泳は、技術がないと25mすら泳げない。技術を要するスポーツです。

 初心者水泳教室は毎回、主にビート板を使って、バタ足の練習をしたり片手にビート板を持って、もう片手で手のかきを、練習するプルと呼ばれる練習をします。

片手プルを行うことで、水圧の感覚を掴む事が出来ます。

僕は、最初のクロールは、大車輪のように腕を殆ど曲げず水をかいてましたが、レッスンをしながら、次第に S 字プルというものに、変わっていきました。

大車輪プルは、キツかったです。技術があがると水泳は、だんだん楽になってきます。

それでも、この技術も難しく一応、習いはしますが、結局のところ自分で泳ぎ込まないと、出来ないです。

体が覚えてくると、次第に出来るようになります。よくパドルを使う人がいますが、「初心者水泳教室」で、パドルは使いませんでした。

次にキックですが、ビート板キックをします。とにかく蹴り方関係なしに、バタバタとキックします。  バタ足のキックは、大きな筋肉を使う為、すぐに疲れてきます。

息が上がってくるので、バタ足の練習は足の筋力を上げる為に行います。体幹を使って蹴ると、僕はキックしやすかったです。 

 次にクロールを泳ぐ時は、6ビートよりは2ビートクロールの方が楽です。

トライアスロンでは、長距離なので僕は、2ビートクロールにしてます。

6ビートとは、手のかき1回に対して6回キックを打つクロールです。

2ビートは、手のかき1回に対して2回キックを打ちます。

6ビートの方が速いですが、エネルギーが沢山いります。

2ビートは、遅いですが省エネな泳ぎ方になります。長距離向きな泳法です。

僕の場合、現在は基本的に、2ビートクロール泳ぎ、ターン5m手前で6ビートクロールでスピード上げてからクイックターンをしています。

 数ヶ月経って、レッスンもビート板なしでのクロールも増えてきました。

25mの練習で僕は、25m泳げないので女性コーチから「キックの数を減らしたら25m行けるかもしれん。」と提案されました。

6ビートみたいにバタバタとキックを打っていましたが、キックを少なくして、2ビートみたいにキックの数を減らしてみる訳です。

クロールは、リズムがあるので、すぐには出来にくいですが、とりあえずキックの数を減らして泳いでみました。

1年間25m泳げなかったのに、すんなり25m泳げました。

初めて25メートル泳ぐことができ、コーチがガッツポーズしていた事を覚えています。

 これを堺に50m、100mと距離が伸びるようになりました。 次に、ひとつ上の「中級者水泳教室」へ参加する事になりました。

つづく・・・

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